エコカラットはLIXILさんの商品で、その効果とデザインの自由度からリフォームやリノベーションで採用されることが多い人気商品です。
臭いの吸収、湿度の調整、空気中の有害物質の吸収効果があるとされ、特に調湿効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあるとされています。
LIXIL エコカラットの機能紹介より
■エコカラットの使い方一例
エコカラットは決して安いものではないので、施工箇所や範囲を絞って上手に使いましょう。
玄関の壁に
玄関を入った瞬間に目に入る玄関の壁面は、王道の施工箇所です。
同時に臭いの吸収効果も期待できるので、デザイン性と実用性を兼ね備えていると言えるでしょう。
アクセントパネルとして
リビングや寝室の壁の色を一面だけ変えるアクセントパネルを、壁紙ではなくエコカラットで作るのもいいかもしれません。
特にダウンライトなどで壁に光が当たるように調整する場合は、エコカラット独特の凹凸が陰影を生み出して高級感とオシャレ間が出ます。
デザインの組み合わせによってはそれ自体が大きな絵画のようにもなるので、お部屋のマイナーチェンジとして施工してみるのも面白いかもしれません。
お気に入りの写真をエコカラットにして飾る
オンデマンドエコカラットといって、お気に入りの写真が画像からオリジナルのエコカラットを作れてしまうサービスがあります。
すごいですよね。
洗面室やトイレ
臭いの吸収、湿気の吸収効果が期待できるエコカラットは、水のある場所に施工されることが多いです。
特にトイレはゲストの目にも留まるため、デザインの面でタイルの代わりに使われることもあります。
余ったエコカラットはどうする？
・割れた時の交換用としてストック
→エコカラットは強くぶつかると割れます。
余った材料は捨てずに保管することをオススメします。
・靴箱の中に置く
→臭いを吸ってくれます
・クローゼットの中に置く
→調湿効果によってダニやカビを抑制、服を保護する効果が期待できます。
カタログでデザイン例を見る
エコカラットの種類はとても豊富で、リクシルのショールームに行くとそれはもう大量のエコカラットが並んでいます。
多すぎて何を選んだらいいか分からないというときは、エコカラットのホームページの最新版のカタログから施工例やデザイン集をダウンロードして、組み合わせの参考にするのも良いでしょう。
自分でできる？
やろうと思えばできます!
実はエコカラットを取り付けるための専用の材料はホームセンターでも購入することができます。
また、エコカラット本体はカッターなどで線を入れて力を加えればパキッと簡単に割れてくれるので、大きさを調整して施工することもそう難しくありません。
広範囲への取り付けは水平や面の凸凹を合わせるのが難しいかもしれませんが、手ごろそうな部分ならチャレンジしてもいいかもしれません。
専用の材料や施工器具はこんな感じです。
・カラットコーク
隅などの隙間を埋めるための水性コーキング兼補修材
・スーパーエコぬーるG
エコカラット用の接着剤
・スペーサー
貼るときの目地部分の隙間を均一に作るのに使います
・くし目のヘラ
接着税を均一に塗布するためのヘラです
・コンセントスペーサー
コンセントのある面に凹凸の大きなエコカラットを施工するときはこのスペーサーを使ってコンセントをしっかりと取り付けます。
その他にはこちらを参照ください↓
ショールームは予約制
今のご時世なこともあり、ショールームは時間帯別の予約制になっていて、飛び込みで行っても入れない可能性があります。
マンツーマンで説明をしてくれるスタッフさんを予約することもできるので、しっかりと検討したい方は早めに予約を入れることをオススメします。
※スタッフさんはいつもかなり忙しくされていて、不意に声をかけてもすぐに対応してもらえないことも多いです。
あくまでショールームなのでその場で買わなくても全然大丈夫です。
安心して足を運んでください。
まとめ
エコカラットの効果には未だに賛否がありますが、デザインとして取り入れられることも多いです。
組み合わせやライティングを工夫すれば、大きな費用をかけなくてもデザイン性の高いイメチェンが可能です。
小さな部分であればDIY感覚で自ら取り付けてみるのも全然あり！
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