土地の見学のときにちょっと使える豆知識をご紹介。
土地探しで実際に使えるだけでなく、知っているだけで「このお客さんは侮れない。油断できない」と仲介業者に思わせることができるかも。
あなたは何問分かりますか?
ブロック塀の寸法?
答え
↓
ブロック塀は土地の境界塀として使われることが多いです。
ブロック塀が設置されていれば、数えるだけで土地の奥行きや地盤の高さなどを大まかに把握できます。
L字溝の長さ
答え
↓
道路でよく見るこれ、一つ60cmです。
半分に切られていることもありますが、これを数えるだけで土地の間口がだいたいどれくらいか把握することができます。
実際に見学に行く前にストリートビューなどで現地を下見することも多いと思いますが、必要な最低間口が決まっている場合はこれで間口が足りている足りていないということが分かったりします。
どこまでが道路?
敷地と道路の境界ラインはどこでしょう?
答え
↓
L字溝が壊れて補修が必要になった場合、どこまで誰に維持管理義務があるのか知っておくといいかもしれませんね。
建物の高さ制限はどこから?
建物の「絶対高さ制限10m」などの建築制限。
10mって、どこから10m?
答え
↓
正確には平均GL(グランドレベル)というものをメーカーが測定して、GLゼロのラインが高さのスタートになります。
写真のような宅盤が上がっている土地は平たい土地よりも高さ制限で得をしたり、一回でも道路からの目線が気にならないなどの長所があるので、予算に余裕のある方に好まれます。
また、土を取り去って見た目は1階、実際は地下扱いのガレージを作ったり、斜線制限で屋根が削られないスクエアな家を作るには最適です。
ただし宅盤の高さに比例して建築コストも高くなり、あまりにも宅盤が上がりすぎている土地では基礎工事にウン千万円かかる、なんてこともあるので注意が必要です。
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