ベタ基礎と布基礎どっちがいい?

ノウハウ・豆知識
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戸建ての基礎には、今主流になっているベタ基礎と昔からある布基礎があります。

それぞれの特徴と利点を上げつつ、どちらを選ぶべきか解説していきます。

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■ベタ基礎の特徴

ベタ基礎の図

基礎が地面を覆い隠すように平たく敷かれているベタ基礎では、建物の荷重が地面に均等に分散されることから地震や地盤沈下などに強く、地面が露出していないためシロアリによる被害を受けづらいという特徴があります。
※シロアリの被害に合わないわけではないので適切な防蟻処理は必要です。

阪神淡路大震災が発生した際、ベタ基礎の建物が布基礎のものより倒壊した棟数が少なかったこともあり、地震大国の日本において、今や多くのハウスメーカーや新築戸建てビルダーがベタ基礎の戸建てを標準にしています。

基礎(鉄筋コンクリート)の量が布基礎より多いため必然的に建築コストは上がりますが、一般的な大きさの一戸建てであればそのコスト差は10数万円程度に収まることが多いため、耐震性能面と天秤にかけてもベタ基礎を選択することが圧倒的に多いと思います。

■布基礎の特徴

布基礎の図

昔ながらの基礎で、私の実家の戸建てもこの布基礎です。

建物を面で支えるベタ基礎と違い、布基礎は建物の荷重を点で支えるイメージで、耐震性能やシロアリの害を受けやすいという面はデメリットですが、基礎の面積が少ないためコスト面ではベタ基礎に勝ります

■ベタ基礎がいいとは限らない?

・耐震性能は基礎だけでは決まらない

確かにベタ基礎の方が耐震性では有利ですが、建物の耐震性能は工法や材木の厚み、建物の形状、階数にもよるため、一概にベタ基礎の建物の方が強いわけではありません。

逆に言うと、コストの低い布基礎でも耐震性能を高めることは可能という事です。

・寒冷地では布基礎がいい場合も

北海道などの寒冷地では、地面が地中まで凍り盛り上がってくることがあります。(水分が凍って体積が増えるため)

盛り上がった地面上に基礎が作られていると建物に影響を及ぼしてしまうことから、そのような地域では凍結範囲よりも深い地中に基礎を作る必要があります。

そのような地域でベタ基礎を施工するには大量に土を掘り起こす必要があり、残土処理のコストが大きく上がる可能性があるため、費用対効果で布基礎を選ぶ方が良いこともあるようです。

■まとめ

・ベタ基礎は耐震性やシロアリ被害の面で布基礎に勝るが、建築コストは高くなる。

・現代日本ではベタ基礎が標準。

・寒冷地では布基礎の方がよい場合も。

・基礎だけで建物の耐震性能は決まらず、布基礎でも全体の構造や形状の工夫で耐震性能を高めることは可能。

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